ベトナム労務調査レポート2

I 要旨

2016年第4四半期において、ベトナムは15歳以上の人口が7,160万人に達しており、そのうち5,460万人が労働力に含まれています(現在ベトナムに居住していない15歳以上の人は含まれていません)。都市化の過程が進行しているにもかかわらず、農村部の労働力は引き続き支配的であり、現在、総労働力の67,8%を占めています。

労働力率は76.8%でした。都市部と農村部の労働力参加の差は、依然として10%を上回っています(80.2%に対して70.2%)。第3四半期と比較して、男性と女性の労働力参加率はほぼ変わらず、それぞれ81.7%と72.2%でした。第4四半期において、労働力参加率の差は減少 (9.6%差がパーセンテージ・ポイントから9.4%)を続けています

2016年第4四半期において、全国の労働力は5340万人の雇用労働者と約120万人の失業労働者によって構成されていました。

15歳以上の人口の雇用率は75.2%でした。都市部と農村部のこの比率のギャップは依然として残っており、現在は11.1%の差があります。都市部は68.0%、農村部は79.1%になっています。

勤務時間数に基づき、全国で801.7千人の不完全就業労働者がいました。不完全雇用労働者の数は、第3四半期に比べて約23.1千人減少しました。一方、農村地域に住む不完全就業労働者の割合には増加が見られました。(84.8%から87.6%に)

4四半期の一般失業率は2.11%でした。したがって、15歳以上の失業者数は、前四半期に比べて10.4万人減少し、わずかに減少しました。

若年失業率(15歳から24歳まで)も同じ年の第3四半期に比べて減少(7.28%と7.86%)しました。若年失業者は全失業者の50.9%を占める失業者の数です。そのうち都市部は農村部よりも低く(43.3%と56.7%)なっていました。

不完全就業している若者は現在、不完全就業総人口の約1/421.7%)を占めています。さらに、この割合は増加する可能性が高く、あらに注視される必要があります。